前回に引き続きになります。
髪質改善トリートメントをしてなぜ髪が傷むのか?
この髪質改善で髪が傷む要因としての2つ目である
【髪質改善成分が強酸性のため髪が硬くごわつく】についての解説をしていきます。
まず、今の美容業界で髪質改善効果が高いとされ多くの美容室でも使われている成分の1つに「グリオキシル酸」というものがありますこの成分は髪の毛の中まで入り込みタンパク質同士を【架橋】し、ハリコシや髪自体の強度を上げてくれるんです。
つまり
ダメージしている髪を健康な髪の状態に近づける働きがあります。
これだけ聞くと、髪にいい感じがしますよね。
ですが
この髪質改善成分自体が髪の毛に対しては【強酸性】で髪を傷ませてしまうんです。
髪の毛やお肌はご存じの通り【弱酸性】です。この弱酸性に近いほど髪の状態は安定しやすくなります。
(ちなみにブリーチなどは髪にとっては【強アルカリ】なので傷みが出るという訳ですね)
この、髪にとっての強酸性で繰り返し施術を行うことによって髪は次第に硬くなりゴワついてきて
しまうんです(過収斂)。
これまでを読んでご自身の髪の状態に心当たりのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
料金も一般的なトリートメントに比べて高額で、髪質を良くしたくて髪質改善をしているのに髪がゴワゴワしてきたら悲しいですよね、、、
次回はなぜこのような闇が起こってしますのか、美容師ではないお客様はどうすれば見極められるのか。
可能な限りの対策を上げていきますので、少しでも参考にしていただければと思います。
【解決編】お待ちください。。。
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